2016年8月2日火曜日

日本で唯一現存する氷河が立山に♪


2012年4月

立山の御前沢(ごぜんさわ)雪渓

剱岳の三ノ窓(さんのまど)雪渓・小窓(こまど)雪渓が

日本に現存する氷河であると

学術的に認められました。

これまで氷河は日本に存在しないと言われてきました。

しかし立山連峰には

厚い氷体を持つ万年雪が存在します。

そこで富山県立山カルデラ砂防博物館の

研究チームが

立山連峰の万年雪の中に

現存する氷河が存在しないか

2009年より確認調査を始めました!



そもそも万年雪と氷河の違いって・・・?

どちらも空から降ってきた雪が

起源となるのは変わりないのですが

大きな違いは

表面を覆う積雪の下にある「氷体」部分が

ゆっくりとでも「流動しているか、していないか」です。

また氷体が流動することにより

氷河の表面にはクレバス(深い割れ目)や

ムーラン(円筒形の穴)といった独特の形態が見られます。

さらに氷体が流動するには30メートル以上の厚さが必要なんです。

これほどまでの厚さに成長するには

数百年以上の時間がかかるそうですよ。

氷河は長生きなんですね★

万年雪だと猛暑や多雨の年には

消えてしまうことがありますもんね。


氷河の存在を証明するかのように

ここ立山には氷河地形が存在しています。

雄山山頂直下に

スプーンですくったような凹地があります。

氷河によって形成された圏谷(カール)です。

山崎圏谷(山崎カール)
またこの山崎カール内には

二つの方向の氷河で削られて柱状に残った岩峰

「ローソク岩」もみられます!

写真中央よりやや右上・山崎圏谷のローソク岩

また室堂ターミナルから室堂山展望台へと

至る登山道に

よく見られるのが羊背岩(ようはいがん)!

氷河が移動するときに

岩盤が研磨されたように削られ

小さな凸凹が並ぶものです。

漢字でもわかる通り

羊の背のような形をしているのが特徴です!

また岩石の表面に氷河が動くときにできた

すり傷が残っているものも

見られるんですよ★


このことからも「立山に氷河が現存する」

ということがわかりますよね❤


昨日から始まった

立山・山の日Week★イベントでは

8/1~8/11までの期間限定で

氷河の展示を行っています!

立山の主峰・雄山東面の御前沢圏谷に現存する

氷河の一部ですよ~❤


近くにあるのに見に行くことがなかなか難しい氷河!

なんて貴重な!!!

室堂ターミナルに隣接する

立山自然保護センター1階

入ってすぐ正面に特設ブースがあります!

実際の氷河調査の様子を

大スクリーンの映像でご覧いただくことができますよ★


採取した氷河は冷凍ケースに

大切に保管されています!


近付いてよく見てみると

表面には気泡が見られます!

これは氷河が形成された頃(約500年~600年前)の

空気が含まれているからなんです❤

その頃日本は何時代???

もしかすると・・・

富山城主の佐々成政も

同じ空気を吸っていたかもしれないですよ~(笑)★

なんだかロマンがありますねぇ・・・


貴重な氷河が見られるのは

今だけ!!!

立山自然保護センターへお立ち寄りください❤



立山ガール ⛄ともか⛄