2015年7月9日木曜日

富山の国宝と言えば…!?




今回は歴史のお勉強(・ε・)






富山の国宝と言えば……!?!?




答えは『高岡山 瑞龍寺』








加賀二代目藩主前田利長公の菩提寺





異母弟でもある三代目藩主

利常によって建立されました





しかし、なぜ加賀ではなくここ高岡に…??






利長は隠居地として高岡に城を築き

この地で亡くなりました






加賀百万石を譲られた利常が深く恩を感じ


ここ高岡に菩提寺を建てたと言われています







瑞龍寺の当時の広さは

なんと3万6千坪!!



東京ドームの約2.5個分です!







今はありませんが周囲は二重のお濠がありました


お濠があるなんてお城のようですね(゜□゜)/






そして一番のこだわりが木目です







利常は非常に木目にこだわり


完成間近でも木目が気に入らず


建て替えたこともしばしば…(+_+)



それだけ木目へのこだわりが強かったと考えられます





けやき造りの総門には


前田家の家紋の『梅鉢』があります






木目が花びらに沿うように造られ美しい~






続いて山門










軒は5mもあるんだとか(゜□゜)







山門から覗く風景は切り取られた絵のようです


空しか見えないところも見どころのひとつ






足元に目をやると…


一見普通の石畳ですが…




戸室とむろいし)といいます



青戸室赤戸室があります




青戸室は貴重な石

加賀藩だけが使えるもの(゜0゜)



因みに金沢城にも使われています(^^)







仏殿の中もこれまた立派な造り!!







通常4本の柱で支えるところを


2本の柱でこの巨大な建物を


支えています(゜□゜)!!





釘を一つも使わず


組み合わせだけで建物を支えています


昔の職人の技術に感嘆します






因みに湿地であった為基礎が2.5mもあり



水はけがされやすい造りになっています!



角が一番高く水が両脇に流れる造り


色々な工夫が施されています…



変わって法堂はヒノキ造り



中央に2mもある利長の位牌が…(゜□゜;)でかっっ!!







中には瑞龍寺のミニチュア模型がありました







回廊を抜け戻ります




総長300m






その中でも一番美しい



と言われる南の回廊





外の芝模様が規則正しく整備され


青々として見応え抜群です






その他の見どころ


石廟碑


県の指定文化財に指定されています


右から前田利長・利家・織田信長・正覚院・織田信忠


親の利家より


兄の利長の石廟の方が


燈籠もあり立派です







今回瑞龍寺の魅力や歴史を詳しくお話ししてくれた




『保与の会 塩谷さん』






ただ参拝するだけでは気付かない点


興味深いお話をしていただきました(*^U^*)





富山の国宝をぜひ見に来てください




詳しくはこちら→瑞龍寺



山Girl ☀くるみ☀