2019年7月11日木曜日

雷鳥のヒナ🐥が誕生しました!+ 熊🐻より怖いもの?

今週末はいよいよ「海の日」3連休です。
 室堂ではとうとう雷鳥のヒナが誕生しました!

おかあさんといっしょ💓
(撮影日:2019年7月6日)

雷鳥たちは6月に入り産卵期を迎え、以前ほど頻繁には姿を見かけなくなっていました。7月に入ると巣立ちしたヒナを連れた母雷鳥の姿を見かけるようになります。

7月6日、少しガスのかかった「みくりが池」の周辺で雷鳥親子に遭遇しました。ヒナの数は7匹でした。

孵化した小さなヒナたちは、まだ自分で体温を保てないので、活動中はこまめに母雷鳥のお腹の下に入って暖をとります。


十分に暖まると、再び猛ダッシュで食事を始めます。

サイズはまだゴルフボール程です。

これから徐々に羽も生えそろい、秋(10月ごろ)までかけて、親雷鳥と同じくらいの大きさまで成長していきます。


足はとても早く、忙しそうに餌を探して疾走します。
  
この時期に室堂へお越しの皆様、幸運にも親子の雷鳥に遭遇した際は、どうか優しく暖かく見守ってください😊
そしてもうひとつ・・・室堂観光案内所に時折こんな声がよせられます。
 「ターミナル内には熊はいないのに、
なぜ鈴をならしているの?」
 
最近ターミナル、自然保護センターに掲示さたポスターです。
ちょっと辛口ですが大切なお知らせです。

熊鈴は、人気がなく視界の悪いところでお使いいただき、室堂平の遊歩道や、たくさんの登山者が歩いている登山道、公共のターミナル内などでは音がならないようにお気遣いください。
 
雷鳥たちや、立山のほかの生き物たちは、とても繊細だそうで熊鈴の音にも敏感に反応し、休息が妨げられてしまうそうです。 また、日々の喧騒を離れ、大自然の音、静かな環境を楽しみに足を運ぶ人たちも多く、そのような良い時間を共に大切に過ごせたらなと思います。

 
Seedless✨ (シードレス)