北陸地方が梅雨明けした24日に
大日三山を縦走してまいりました!
大日岳へ向かう途中、大日平を見下ろして (写真撮影日:2019年7月24日) |
大日岳(2501m)は山頂に、真言密教の本尊である大日如来が祀られています。古い時代の修行者たちは、立山山麓から、大辻山、七姫山、臼越山、前大日岳、早乙女山、を経て、大日岳、中大日岳、奥大日岳と進み立山を目指したそうです。
古くは剱岳を拝むための大切な山だったそうで、大日岳の山頂からは平安時代に作られたとされる錫杖が見つかっています。
古くは剱岳を拝むための大切な山だったそうで、大日岳の山頂からは平安時代に作られたとされる錫杖が見つかっています。
大日岳への登山口は称名滝の少し手前にあります。
滝の音を聞きつつ坂を登りますが、 時々その姿が見えることもあります。 |
最初の坂を登りきると大日平へ出て視界が開けます。
ここからしばらく木道を歩きます。
右手に大日岳が見えています。 |
大日平小屋側から「不動の滝」を眺めました。
奥に見える滝が「不動の滝」です。 |
大日平を超え、どんどん登ってまずは大日岳を目指します。
蒸し暑かったので水に手を浸し 涼をとりながら登りました。 |
大日小屋から大日岳山頂まではまだ少し雪が残っていました。
山頂へ到着する頃、ガスが上がり周囲の山々や大日平は雲の中に。そのまま中大日岳、奥大日岳へと進みました。
中大日岳を越えてすぐの七福園✨ |
この時期、高山植物の様々な花が咲いていて、群生する様子に立ち止まっては写真を撮ったり、少しガスが晴れると稜線や称名渓谷、遠く弥陀ヶ原、天狗平までの高原バスの道路が見えたりと楽しく歩きました。
時々ガスが晴れて雨上がりの 青々とした山を眺めることができました。 |
称名渓谷を挟んだ奥に弥陀ヶ原、 正面が立山、室堂方面です。 |
奥大日岳を過ぎ、室堂乗越を目指して進んでいると・・・。
やっぱり出会いました、雷鳥家族。
お母さんと一緒に砂浴びをしていました!
親子は登山道にいたので、近づきすぎずに 離れていくまでしばらく待ちながら観察しました。 |
雷鳥沢のテント場が見える頃、正面に立山を見ることができました。
遠くに色とりどりのテントが見えています。 |
アルペンルートで働き始め最初の場所が弥陀ヶ原でした。
弥陀ヶ原からは日々、大日三山を見ながら過ごしていました。今でもこの山域で一番好きな山です。
この日見られた花たち |
長く静かに歩ける登山道は、季節を変え、何度も歩きたい道だと思います。夏はもちろん、秋の紅葉の時期もとても美しいところです。
Seedless ✨(シードレス)