2019年8月18日日曜日

【弥陀ヶ原は今!⑦】夏の弥陀ケ原

台風が去り、太陽の光はまだ強く暑いですが
吹く風に秋の気配を感じます。

弥陀ケ原の景色といえば大日岳と地塘✨

 
 今日は、お盆休み最終日の日曜日ですが、朝から多くの方が弥陀ケ原へ散策に訪れていらっしゃいました。


まだまだ青々とした緑の中の散策です。


 弥陀ケ原では、名物のワタスゲはもう見られなくなりましたが、現在はイワショウブやシモツケソウをいたるところで見ることができます。

弥陀ケ原で8月下旬から9月にかけて見られる花です。



目を引く濃いピンク色のシモツケソウ


また、この時期の弥陀ケ原には、コヒョウモンやベニヒカゲという蝶が多く見られます。

イワショウブにカメラを向けると
ベニヒカゲが蜜を吸いにやってきました。


蝶は人の汗に反応するらしく、山歩きの後などは指に止まってくれたりします。
過去に撮ったものですが、手乗りコヒョウモンです。






 高山植物の花も秋の顔ぶれになりつつあり、まだまだ楽しむことが出来ます。


弥陀ケ原で見られる高山植物の花や実


木道の脇に1本ワタスゲが残っていました!


ほわっとした綿毛感はもうなくなっていましたが・・・


雪どけのあとに、ミズバショウが咲いていた弥陀ケ原駅舎近くの沼地のあたりは、東南アジアのような風景になっていました・・・。


巨大化したミズバショウの葉


紅葉はまだ先ではあるものの、ナナカマドの葉の色には少し変化が見られました。


緑の葉が赤くなりつつあります。

 室堂散策の後、弥陀ケ原、そして美女平と全く植生の違うエリアを散策される方も多く、室堂の案内所でも見所などをたずねられます。

 標高が下がってくると気温もあがるので、お天気の良い日は、しっかり水分補給をしながら夏の大自然を楽しんでください。

Seedless✨ (シードレス)