2019年6月9日日曜日

【定期報告~室堂平は今!2019】6月9日版★いよいよ高山植物開花!

二日にわたる雨のあと・・・
室堂の雪融けもすすんでいるはず・・・

みくりが池の湖面がいよいよ見えてまいりました✨

というわけで、みくりが池一周遊歩道定例報告です。


ターミナル出口付近も随分融けてきましたよ!

玉殿の湧水ももう少しでしょうか・・・??

ターミナル前の石畳入り口には残雪があります。
安全のため、ゴムシートを敷いてありました。
みくりが池へはこの先再び雪道となります。

みくりが池へと降りるスロープ下まで雪があります。

室堂平から「みくりが池」へのスロープを下りきったところから立山室堂山荘手前まではずっと石畳がでています。そして、とうとう「みくりが池温泉」横にたくさんのミネズオウが咲きました!

これからどんどんお花が開花していくことでしょう💚

エンマ台・雷鳥沢方面と雄山・立山室堂山荘方面への分岐を室堂山荘側へ曲がってすぐ・・・みたことのある植物が! バナナのような花をつけるコバイケイソウです。


昨年は当たり年でたくさん咲いたコバイケイソウ。
通常3年周期で花を咲かせるのですが・・・
今年この株たちは咲くのでしょうか?

ここでやっぱり雷鳥さんに遭遇!青と緑の足環をしています。自然保護センターで伺ったところ、12、3年も生きているご長寿雷鳥さんだそうです。今年も元気そうでよかった😊

以前ここでは激しい縄張り争いがなされていたのですが
勝者はこのシニア雷鳥だったということなのかな?

赤いペンキで49と書かれた岩を超えしばらく石畳を行くと、再び雪が残った場所へ出ます。立山室堂山荘前までは雪上をポールに沿って進みますが、先に一部出た石畳を歩いた後、再び傾斜のある登り雪道となります。

分岐点箇所。室堂山荘前へは奥の雪道を
ポールに沿って進みます。

奥の雪のフィールドをミドリガ池の方へ行ってみると・・・一部湖面がのぞいていました。

雪が溶けるとハイマツが出てきて、近くまでは
歩いていけないので見られるのは今だけですね。


立山室堂山荘前からターミナルまでの間は、一面まだまだ雪のフィールドですが、雪融けは着実に進んでいます。31日に浄土山へ行った際に見たときはまだ屋根の三角しか見えていませんでしたが・・・。

室堂山荘前の三十二番 千手観音像が出ていました!
31日の様子は 👉こちら

重要文化財 立山室堂も近くまで行けば
その全体像をみることができます。

そして、室堂平の雪原フィールドにも供養塔の頭がでてきました! 

供養塔については昨年の定期報告でご紹介しています!
👉こちら

みくりが池まで歩けない時は、ターミナル横でも高山植物のお花を見ることができます! 室堂ターミナル1階から自然保護センターへ向かう外通路の建物脇にヤマガラシとミヤマハタザオが咲いています。

(黄色)ヤマガラシ ・ 花言葉:活発
(白色)ミヤマハタザオ ・ 花言葉:さりげない優しさ

ここからは日々どんどん雪融けの様子も変わり、高山植物のお花も咲き始めると思います。毎週しっかりレポートしてまいりますのでお楽しみに✨

Seedless(シードレス)