2018年8月3日金曜日

【定期報告 ~ 室堂平は今!】8月3日版★エンマ台 ~ 雷鳥荘まで & 週末直前 雷鳥沢キャンプ場の今!

毎日お天気の室堂です!
植物や動物達のためにも
そろそろ雨がほしいような・・・

今日は朝から雲が多く、
10時過ぎにようやく稜線が見てきました

室堂平では、フィールド上に残っていた雪もほぼ全て融けました。しかし、まだまだ高山植物のお花たちは頑張って咲いてくれています。

大きな黄色いウサギギクは室堂平から
みくりが池に下りる石畳沿いにたくさん咲いています

ミヤマアキノキリンソウもたくさん咲いています

お天気もよく、山歩きを楽しみたいお客様も多く、天狗平へ降りていく「水平道」についてよくお問い合わせを受けます。 


水平道の入り口は、室堂ターミナルを「みくりが池」方面へ歩き始めて、室堂ターミナル・ホテル立山の建物を過ぎたらすぐ左手に出てきます。所要時間は、40分~1時間程度。

水平道の出口には天狗平山荘がありますので、昼食時であれば評判の「点の記ラーメン」を楽しめますよ!
「天狗平山荘」さんについては👉こちら

正面に大日連山が見える入り口付近

大谷・天狗平方面のサインが目印です


「みくりが池」へ室堂平の園地から最初の石畳の階段を下ると、左手にまだ残雪があります。少しずつ雪融けが進んでいるので、ここにはまだ咲いたばかりのハクサンイチゲが!雪融け直後には、園地にも第一陣がたくさん咲いていたのですが、この辺りでは久しぶりに見る感じです。


雪が融けて間もない場所に・・・

ハクサンイチゲがたくさん咲きました

「みくりが池」を右手に見ながら先へ進むと、最初に見えてくる山小屋は「みくりが池温泉」です。日帰り入浴、カフェでアイスクリームや軽食、レストランでランチが楽しめます。ベンチのある展望台エリアからの眺めはこんな感じです。
「みくりが池温泉」さんについては👉こちら

みくりが池温泉カフェスタンド前の展望エリア

地獄谷を見下ろすことができます
遊歩道よりのテーブルからは立山と浄土山が見えます

案内所へ立ち寄られるお客様より、最近よく聞かれるのが「エンマ台」「雷鳥沢方面の遊歩道」についてです。

エンマ台へは、「みくりが池温泉」からののぼり石畳を上がってすぐの分岐を左へ進みます。


雷鳥沢方面とのサインが出ています

地獄谷の火山ガスを監視する、情報ステーションがあります
付近は風向きにより硫黄臭がとても強いこともあります

火山ガスが危険な状態である時は、ランプの色で
危険度と対応を知らせていますので確認ください

この先がエンマ台です! ベンチもありますが、ガスの噴出状況、風向きによっては硫黄臭が強く、長居できないこともあります。

雲があがっていなければ剱岳の一部も見えます

左側にはガスを放出する地獄谷と大日連山が見えます

右手には立山が見え、氷河が削って出来た
山崎圏谷を眺めることができます

雷鳥沢へはこの先へ歩いていくことになります。石畳が続きますが、階段状のアップダウンがありますので、歩きながら様子をみて、先へ行くのや、帰りの上り返しが厳しそうであれば、途中で引き返されてもよいかと思います。

歩き始めはスロープ状のゆるやかな下り坂

この辺りから右手に血の池を見ていただくことができます

血の池エリアを越えると、最初の下り階段があり、その先は万里の長城のような道が始まります。右手に立山縦走ルートの山々(雄山~大汝山~富士の折立~真砂岳~別山)を眺め、左手には地獄谷方面の眺めを楽しみながら歩いて行けます。

正面に見えてくる立山縦走ルートの山々

いつもこの辺りを万里の長城の道のようだと思っています

左手に小さくみえているのが「雷鳥荘」です

温泉からの眺望が最高な「雷鳥荘」(もちろん日帰り温泉ありです)へ続く最後の石畳階段。ここを越えるとなだらかなスロープののぼりになります。


雷鳥沢や剱沢キャンプ場からの大きなザックの
方々と挨拶を交わしながら歩いていきます
 雷鳥荘が見えました。右側の展望エリアからは雷鳥沢キャンプ場が見下ろせます。
「雷鳥荘」さんについては👉こちら


窓から大日連山、地獄谷の眺望が楽しめる温泉があります!

今日は金曜日!明日からの週末に向けて朝からたくさんの登山者の方がいらしていました。現在の雷鳥沢キャンプ場の様子はどうでしょうか・・・


眼下に見下ろす雷鳥沢キャンプ場の様子・・・

流石の夏休みです!! すでにキャンプ場はこんな感じ! これから午後にかけて、そして明日はもっともっと増えると思われますね。

写真撮影は8/3 11:00頃! 今週末も大盛況の予感・・・

シーズン中は、私も出来る限りの時間を山側で過ごしたく、雷鳥沢滞在時間更新中です。キャンプをしながら室堂案内所に出勤する生活がスタートです✨

最後に万里の長城エリアからの眺望を動画でシェアします💛




いよいよ8月!山の日ウィーク!お盆休み!
みなさんよい夏をお過ごしくださいませ!

Seedless (シードレス)

2018年8月2日木曜日

【乗り物シリーズ④】立山ロープウェイ ~バックヤード見学会より~ & 山じいフォト

7月28日に行われた、関電トンネルトロリーバスと
立山ロープウェイのバックヤード見学会から、
本日は乗り物シリーズ第4弾として、山ロープウェイ」をご紹介します。

立山ロープウェイは1828mの黒部平駅から2316mの大観峰駅までの
標高488mを1.7kmでつないでいます。

後ろ立山連峰や黒部湖の絶景を見ながら
7分程の空中散歩をお楽しみ頂けます。
噂によると紅葉を見るなら、
このロープウェイからがアルペンルートで一番!?
立山ロープウェイは、景観を損なわないようにするためと、
冬期の雪崩対策として、支柱が1本もありません。
風が強い時はこちらのコンクリートを積んで
ロープウェイに重さをプラスすることで、
ロープウェイが揺れないようにするそうです。
途中に支柱がないため、ロープがたわんでしまいます。
それを防いでくれるのが、見えないところで上下に動いている
重さ85トンもあるこちらのブロック。
このブロックは黒部平駅に全部で4つあるため、
山の先輩曰く、大観峰駅は340トンで引っ張られ続けている!?
いつか大観峰駅は黒部平駅に近づくのでしょうか??笑
運行不能となった場合は、ロープウェイに救助搬機が
ドッキングして黒部平か大観峰まで救助できるようになっているそうです。
それが使えない場合は応急下降機で
直接地面まで降りるという対策を用意しているとのこと。
ロープウェイが発着する場所の下に秘密の扉があり、
ここに救助搬機が収納されているとのこと。

他にも運転室の中を覘かせて頂いたり、
普段は立ち入ることができないバックヤードですが、
今シーズン中にもう一度見学できるチャンスが到来します!!
次回の見学会は9月29日(土)応募の締め切りは8月31日となっています。
詳しくは👉こちら
興味のある方はお見逃しなく!!


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山じいフォト
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昨日8月1日は富山市で花火大会がありました🎆🎇
富山市内の花火大会が、なんと弥陀ヶ原からも見えちゃうんです!!
富山市内の夜景に加えて、花火を上から見下ろすという、
なかなか見れない視点からの写真をご覧下さい👀



続けて夜空の写真🌃
南西の空
真中には天の川🌌左側には火星が輝いています
富山市内の夜景と、右側には北斗七星
北東の空

しおみん

2018年8月1日水曜日

剱岳へ!<後編>

*剱岳へ!<前編>はこちらから。

2日目は、4時前に起床。
ささっと準備を終え、いよいよ出発です!
スッキリとした空。風はありますが、いいお天気です。
剱澤小屋~剣山荘の間には、雪渓が3ヶ所あります。
早朝は雪面が少し硬かったですが、
軽アイゼンをつけるほどではなかったです。
空の向こうがぼんやりと明るくなってきました。
日の出は、ダイヤモンド五龍岳✨
剱御前側はモルゲンロート✨
朝が来ました。


さて、ここからは気を引き締めて、まずは『一服剱』を目指します。

この時期は早朝出発だと気温が低く涼しいので、登りやすかったです。
一服剱より。大日岳に剱岳の陰が重なります。
右下に見えるのが剣山荘。高いところまで来ました。

一服剱を下って、次なる『前剱』へ。この間が下りで事故が多い場所です。
武蔵のコルより前剱。
あんな斜面を登るのか~!👀
前剱までの登りの途中より、来た道を振り返ります。
手前のピークが一服剱。
いまにも落ちてきそうな、前剱大岩👀

前剱まで登ると、天狗平、高原バス道路が見えてきました。

立山の頂上も少しだけ見えます。

そして向かう先には剱岳の頂上が!!!
まだまだクサリ場が続きますよ。(でも楽しい♪)
前剱の門が近づいて来ました。
4m程ある鉄のブリッジを渡り、クサリに沿って通過します。
うーん…まるで小さなジャンダルムのよう。
(例えが他山域でスミマセン…😅)
クサリ場がある場所では、上りと下りで道が分かれているところもあります。
よく分からずに下山道を登っている方もいましたので、よく確認しましょう!

途中、鳴き声が聞こえたので見上げてみると、雷鳥ファミリーが♡
お母さん(写真中央)と5羽のヒナがいました。

次は『平蔵の頭』を越えます。…が、このあたりから渋滞。
「そんなに長い鎖場でもないはずのにな~。」と思って前を見てみたら、
スリングとカラビナで確保しながら通過しているグループが…。
ところどころに足場となる杭が打ってあります。
平蔵の頭を振り返る。

平蔵のコルでグループを追い抜き、いざ『カニのタテバイ』へ。

皆さんサクサクと登っていきます。

『カニのタテバイ』を通過した後も、頂上までガレ場を登ります。
あともうちょっとで頂上なのだけど…

無事、剱岳山頂に着きました~!!!

360度パノラマの大展望です!
室堂ターミナルや立山、槍ヶ岳、穂高、笠ヶ岳、黒部五郎岳、
薬師岳、遠くに乗鞍岳、御嶽山まで一望できます!
写真奥中央に富士山、右奥には北岳、間ノ岳と
日本の高い山1・2・3位を一度に見ることができます。
富士山の左奥には八ヶ岳。手前に見える山々は、
この前しおみんが縦走した『針の木岳』です!
北には、猫又山や毛勝山。
右手奥に朝日岳、雪倉岳、白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳、
妙高山などが見えます!
早月尾根のルート。

ずっと頂上でこの景色を眺めていたいのですが、
この先が長いので、下山します!

下りの『カニのヨコバイ』への取り付き。

はじめはクサリ場を縦に下り、下りきった所から横へと移動します。
その横へ移動する時の1歩目が足場が見えず怖いのですが、
少し下をのぞき込むと、赤ペンキでマークしてあります。
必ず『右足』から1歩踏み出してくださいね。
クサリ場を横に移動した後は、長いハシゴ。
声を掛け合って、一人ずつ降りましょう。

その後はひたすら、下る、下る、下る…。
(下りに集中していたので、写真がありません…スミマセン😅)

剣山荘の近くまで下りてきて、ホッと一息。
朝は薄暗かった山肌もすっかり夏山の景色に。

お昼頃に剱澤小屋に無事到着。デポしていた荷物を引き取り、室堂へ向かいます。
剱沢キャンプ場より、剱岳を振り返る…。
あの頂上にいたなんて、信じられません。

実際に剱岳を歩くまでに想像していたのは、両側がもっと切れ落ちた登山道だったのですが、意外と道幅が広い場所があったり、クサリがない岩場のトラバースにドキドキしたり、高山植物を楽しんだり、色々な変化があるルートで面白かったです。


「ここを登った先人達は、どうやって登って行ったのだろう?」
「いったい何を思いながら、下って行ったのだろう?」

と考えながら、下山してきました。


雷鳥坂でも雷鳥ファミリーに出会いました。
浄土沢の水で手ぬぐいを濡らして、クールダウン。

山あり、谷あり、上ったり、下ったり。
暑さでクタクタになりましたが、毎回山に登った後に思うのは…
「楽しかったな~。行ってよかったな~。」

そして…
「次はどこの山に行こうかな~♪」
やっぱりこれに尽きますね😉

れいり