2019年8月6日火曜日

室堂から上高地へ縦走【中編】~太郎平小屋から双六小屋~

室堂から上高地へ縦走【前編】は👉こちら

3日目の予定は太郎平小屋から黒部五郎小舎で、
前日に比べて短いルートであるため、5時頃出発。
コバイケイソウと朝焼け

ハクサンイチゲと、これから目指す
日本百名山のひとつ、黒部五郎岳。
朝の空気がすがすがしく、ゆるやかに登る木道など、
気持ちよく歩いていると、北ノ俣岳へ到着。
その後は黒部五郎岳を目指しアップダウンを繰り返します。
稜線の先に黒部五郎岳が見えていますが、
まだまだ先は長い。
キツかったのが、日差しも照りつける中での黒部五郎岳直前の急登。
すれ違う方達の「山頂は最高だったよ!頑張って!!」
という言葉に励まされながらやっと山頂へ。
言葉通り、山頂からの景色は圧巻でした。
右に見えているのが前日に登った薬師岳。
歩いてきた稜線を眺めることができ感動😍
左に薬師岳、右に赤牛岳。真中の雲がかかっているのが立山。
左奥に水晶岳、真中に鷲羽岳。
水晶岳の手前には雲ノ平、右側の真中に黒部五郎小舎。

その後黒部五郎カールの中を歩き黒部五郎小舎へ。
カールの中はコバイケイソウのお花畑。


このアングルの黒部五郎岳もなかなか素敵。
可愛らしいこちらの外観の小屋は、
宿泊予定だった黒部五郎小舎。
小屋には11時頃到着してしまったため、双六小屋を目指すことに変更。
しかし、三俣蓮華岳へ登っている途中からガスに覆われてしまいました。。

三俣蓮華岳山頂で一瞬視界が開けた時に見えたのは、鷲羽岳。
双六岳の山頂でも真っ白。。
双六岳からはなだらかに下りますが、途中から急坂へ。
坂を下りきったところに双六小屋。

なんと、夜ご飯は天ぷら!!
残念ながらこの日も夕日は見られず。。
混んではいましたが、ひとり一枚のふとんで寝ることができました。

黒部五郎岳までは最高の天気に恵まれ、山頂から立山を見ることができたり、
憧れの雲ノ平を横目に見ながら歩いたり、
黒部五郎カールのお花畑に圧倒されたりと大満足の一日でした。

しおみん