2018年5月16日水曜日

【山荘シリーズ①】天狗平山荘~「ここは誰かのおうちなの?!」

今日もよいお天気です。

アルペンルート内には、たくさんの山荘がありますので今後シリーズで紹介して参りたいと思います。
第1回目の今日は「✨天狗平山荘を紹介いたします。
室堂ターミナルから高原バスで5分!
こちらが天狗平山荘です✨


室堂~美女平間を走る「高原バス」で、室堂から約5分の標高2,300m天狗平にある山小屋です。
訪れる前には是非こちらからHPにて、立山という土地のこと、山小屋の歴史について調べてみてくださいね。

三代目オーナーの賢輔さんは、10年前にすでに芦峅寺(立山の麓にあります)のご自宅から長距離無線LANをここ、天狗平山荘へ飛ばすという試みを実行された猛者。

当時、まだWifi整備が今ほど整っていなかった時代でも、エベレストが目の前に迫るカラパタールでは通信インフラへの努力がなされていたことに感銘を受け、ここ立山でも!と考えられたそうです。


三代目オーナーの賢輔さんと山岳ガイドの本郷さん
剱岳をバックにかっこいい1枚いただきました!

小屋の特性上、大規模ツアーを受け入れることは出来ませんが、個人のお客様は大歓迎とのこと。ここ最近は海外からのお客様も増えているそうです。

観光に来られる方、スキーヤー、スノーボーダー、登山を楽しまれる方まで、幅広い層の方がお越しになるとのこと。

ここからしばらくはクロスカントリーシーズンで、沢山の若い選手たちが練習に訪れる時期となるそうです。


小屋の入り口を入るとタルチョ(チベットの五色の祈祷旗)★


立山、剣岳、大日連山、弥陀ヶ原など、360度の素晴らしい展望を楽しんで頂ける場所にある山荘です。
バスを下りて振り返ると道路の向こうに立山が見えます

写真中央奥には剱岳が見えます


左へと目線を動かしていくと大日連山が目に留まります

そして遠く鍬崎山と弥陀ヶ原が見えます

そんな景色のお話をうかがっていると、ダイニングルームに飾ってある和歌に目がとまりました。

お客様の詠まれた歌をその方の奥様(書道家)が
書にされたそうです



夏場は星の写真を撮りに外へ出ると、立山や剱岳に登るヘッドライトの明かりが見えるそうで、「まさに山を感じる瞬間よ!」とは奥様談。

奥様とスタッフのみなさん🌼楽しく癒しのひとときを過ごして来て下さい💖
(女性陣のお名前は山荘にきて直接聞いてみて下さいね!)

現在、ネパールからホームステイ兼アドバイザー的な役割で山荘にステイしている女性がいらっしゃいました。ご夫婦ともにカトマンズでシェルパとして活躍されている方です。
数年前には旦那さまが日本へいらしていて、やはり天狗平山荘にステイされていたそう。その旦那さまは現在エベレストをガイド中で明日早朝7時~8時には頂上へ登頂予定だそう!聞いているだけで、ワクワクします💓


素敵なバーカウンターエリアです。
サイフォンがある!コーヒーは美味しいに違いないですね
今日はカルダモン入りのネパールティーをいただいております

気になる天狗平山荘グルメで最も有名なものは・・・
こちらの「点の記ラーメン🍜です!!
その辺のラーメン屋さんを凌ぐ驚きの美味さですが、もう一度言っておきます。こちらは山小屋です👍

山岳ガイドさんからの提案が採用されたそうで
海苔が剱岳の形になっています!🍜

今回私も手に入れてしまった素敵なオススメ限定おみやげは・・・立山の動物ブローチです!
(私はペア雷鳥ゲット🐥🐤)

このブローチは滋賀県出身の奥様が、京都の知恩院の「百万遍さんの手づくり市」へいらして、ご縁が繋がった作家さんの手作りだそう。こういうストーリー感がたまらないんですよね。。。



陶器の手作りブローチです

ここ数年は、外国人のお立寄客も多いそうで、天狗平を通りかかった際に、天狗平山荘を見て、
「何?ここは誰かのおうちなの?!」
「写真撮ってもいい??」
と興味シンシンだそう。



居心地のよさそうな天狗平山荘のアットホーム感は、文化の壁を越えて伝わるようですね!


Seedless (シードレス)