わたしが初めて立山黒部アルペンルートを
訪れた際に見つけた
このパンフレット
‘歩くアルペンルート・トレッキングガイド’
長い立山信仰の歴史を刻む旧立山登拝道を
広く多くの方に利用してもらおうと
立山千寿ヶ原から一ノ越、黒部湖に至る
27㎞の登山道を再整備したものです♪
‘‘歩いてみたい’’
と漠然と思っていた道
先日ついに歩いてきました♪
ケーブルカーの後ろの山 ここに歩くアルペンルートの登山道があります |
材木坂コースマップ |
立山駅横の登山研修所へ向かう途中にある右手の駐車場
(登山口がわかりずらいので、心配な方は立山駅総合案内センターにてお尋ねください)
が立山駅~美女平駅を結ぶ
材木坂コースの入口です
登山道の入口 |
立山ケーブルカーに並行した尾根道で
標高差500Mの急登ですが
草木が生い茂ったり、岩場があったりと
変化に富んだ登山道です。
出発してすぐ
右手を見下ろすと
立山ケーブルカーがちょこっとだけ見えています
美しい新緑の中
しばらくは歩きやすい土道です
草木の隙間、右下にトンネルを発見
立山ケーブルカーが出発後すぐにくぐるトンネルですね
少しずつ傾斜が急になっていきます
道中は、ほぼ鬱蒼とした樹林帯が続くのですが
一瞬だけ、麓の景色が広がりました
だいぶ登ってきたなぁ・・・♪
そして
ここで登場でーーーす
このコースの迷いやすいトラップ①
(歩き始めて15分くらい)
登山道に突如としてドデーンと現れる
関西電力の鉄塔!!!
「あれ・・・?進む道はどっち???」
一瞬登山道を見失います・・・
登山道を振り返って撮影 |
かすかに登山道らしき道を見つけました!
大丈夫です、この道で合っていますよ(笑)
トラップ①の後には
大きな岩がゴロゴロする道へ突入!
‘材木石’らしき石も発見!!!
このコースの名前の由来・材木石とは
立山火山から噴出した溶岩が冷却収縮する際に
六角柱状に割れて出来た岩石(柱状節理)で
形が材木に似ていることから
名付けられました
(立山ケーブルカーの車窓からよく見えます)
更には急な斜面を
ロープに頼って登る一幕も・・・
ロープを越えると
ここで
迷いやすいトラップ②
(歩き始めて30分くらい)
えっ!?
この岩の塊、どうやって攻略するの・・・?
しばらく思考停止するわたし
とりあえず登ってみるも
うまくいかずに振り出しに戻る・・・(笑)
落ち着いてからよーく岩を眺めてみると
真ん中下の岩に赤い矢印←が書いてあるーーー♪
これだーーー!
ということで
矢印に従って岩をよじ登ると
トラップ②も無事に攻略完了
この先はもう迷いそうな道はなく
梯子があったり
倒木を乗り越えたりと
ルンルン気分で樹林帯を歩いていると・・・
これは
もしや
熊さんの落し物かなぁ・・・?
美女平周辺には
たくさんの熊さんが生息しているので
もしかすると
熊の糞かもしれないですね!
ところどころに、道案内の標識 これはスタートから三つ目に見つけたもの |
ちょっとビクビクしながらも
この辺りまで来ると
もう美女平駅の案内放送が聞こえてきます!
もしやゴールは近いのかな・・・
最後の階段を上がりきって
しばらく行くと。。。
建物が見えてきたぁーーー
美女平駅と美女平給油所(写真上)の間の道に出ます!
右手には美女平駅♪
無事に到着です☆
≪本日のコースタイム≫
立山駅9:30出発→美女平駅10:25到着
材木坂コースは
立山ケーブルカーと並行して登山道が伸びているため
姿は見えませんが、時折ケーブルカーの貨車の音が
聞こえてきます
登山道を見失いそうになったときは
ところどころにある看板や順路を示すピンク色のリボン、
岩に表示された赤い矢印を探してみましょう♪
きっと目指す道が繋がりますよ❤
あとは念のため熊除けの鈴もお忘れなく
さてさて
美女平から先の歩くアルペンルートは
また次回、ご紹介しま~す❤
6月10日撮影
立山ガール ともか