毎年恒例となっている富山大学を中心とした積雪断面調査が行われました。
初日は日曜日であったため、 約50名程の学生さんがボランティアで作業をされたようです。 |
掘り進むとついに、約6ヶ月ぶりに日の目を見る地面と対面。 |
4月に入って1メートル程の積雪があり、結果として平年並みだったそうです。
特徴としては、冬の間は黄砂が少なかったとのこと。
上から1メートル程の層は 3月に立山カルデラ砂防博物館の 飯田先生達が積雪調査を行った跡であり、 そのことからも、それより上の雪は 4月に降ったというのが明らかだそうです。 |
よく見ると一番上の数字が0ではないのですが、 これは1日目の夜に降った雨による影響が大きいそうです。 |
地面まで穴を掘った後は、このような器具を用いてサンプルを採取。 なんと、サンプルは3cmおきに採るそうで、 6メートル近いということは、、
200程のサンプルを採取しているということ。
約1日半かかるそうです。 |
大陸からの物質の長距離輸送状況や大気の循環、
温暖化などの環境変動を調べる事ができます。
また、黄砂層には微生物もおり、その調査も行われているとのこと。
さて、なにやらお隣でも小さな穴が掘られていました。
さて、なにやらお隣でも小さな穴が掘られていました。