「材木坂と美女平」に参加させていただきました!
(取材日:5月28日)
立山登拝道の材木坂は、立山駅のある千寿ヶ原から美女平までの
トレッキングコース。
歩行距離は1.6kmと短いですが、標高差約500mを一気に登りますので、
かなり急登です。
ずっと樹林帯の中を登りますので、トレッキングシューズで歩かれるのを
おすすめします。
ちなみに並走している立山ケーブルカーは、美女平まで7分。
文明の利器って…すごいですね。
立山駅から、線路を渡って登山研修所へ。 駐車場奥に材木坂登山道の入り口があります。 |
では出発♪ |
熊鈴を鳴らしながら歩いて下さいね🐻 (ガイドの方は念のため、クマスプレーも 持っていらっしゃいました。) |
立山ケーブルカーのすぐ脇を歩きます。 |
立山ケーブルカーのトンネルの真上あたり。 この角度から見れるのは、ここだけ! |
さっそくキノコを発見!🍄 |
ミズヒキでしょうか? 葉っぱが宇宙人の顔のように見えますね。 花が咲く頃には、葉の模様は目立たなくなります。 |
まだまだ登りますよ~。 |
途中、常願寺川側の景色が見えます。 |
タニウツギでしょうか…? |
送電線の鉄塔のところでひと休み。 ここは見晴らしが良いので、学芸員さんが 火山でできた地形を一緒に見ながらお話してくださいます。 7万年前、称名滝はこのあたりにあったとのこと! (今は侵食が進み、7km程上流にあります。) |
写真中央に見える、山の上の少し平らな地形は 火山でできた地形とのこと。 |
鉄塔を過ぎたあたりから、ゴロゴロとした石が出てきます。 |
材木石を間近に見ることができます。 |
材木石とは…
十数万前に活動を開始した、立山火山から噴出した安山岩質の溶岩が冷却収縮する際に、
六角柱状に割れて出来た岩石のこと。
形が材木に似ていることから「材木石」と名付けられました。
学術的には「柱状節理」と呼ばれる岩体。
立山ケーブルカーからも見ることができますので、お見逃しなく!!!
ヤマツツジ。 |
倒木を乗り越える場所もあります。 |
すこしだけ岩を登る部分も。 |
縄ばしごの場所もあります。 足元を確認しながら、ゆっくり登りましょう。 |
ギンリョウソウ。別名ユウレイソウとも言います。
地面から出てきたばかりのようですね。
急斜面に生えている立山杉。その1。 もはやどこが幹やら、根やら… |
急斜面に生えている立山杉。その2。 石をまたいで生えています。 |
その杉の根元にある石はもろく、 樹に押された力で少し崩れています。 |
オトシブミのゆりかご。 この中に卵が1つだけあり、卵からかえると、 幼虫はこの葉を食べて育つという、なんて合理的なシステム! |
チゴユリがあちらこちらに群生していました。 |
美女平でお昼休憩の後は、内回り散策コースへ出発! |
キノコがびっしり! |
ムラサキヤシオツツジ。 新緑の森に花の色が映えます。 |
最後の急登?!を登ってツアー終了! |
5月の材木坂・美女平周辺は新緑がとてもきれいな季節。
登るときは少し暑いですが、心地よい風が吹いて気持ちいいです。
興味深いお話をたくさんお話していただき、ありがとうございました。
今後もフィールドウォッチングは開催されます。
立山の氷河眺望など、これからのイベントも楽しそうですよ~♪
ぜひ立山カルデラ砂防博物館のホームページのイベントカレンダーで
ご確認ください。
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ありがとうございます!
これからも移り変わる季節の情報を、たくさんお届けしていきますね♪
れいり🍀