今回は歴史のお勉強(・ε・)
富山の国宝と言えば……!?!?
答えは『高岡山 瑞龍寺』
加賀二代目藩主前田利長公の菩提寺
異母弟でもある三代目藩主
利常によって建立されました
しかし、なぜ加賀ではなくここ高岡に…??
利長は隠居地として高岡に城を築き
この地で亡くなりました
加賀百万石を譲られた利常が深く恩を感じ
ここ高岡に菩提寺を建てたと言われています
瑞龍寺の当時の広さは
なんと3万6千坪!!
東京ドームの約2.5個分です!
今はありませんが周囲は二重のお濠がありました
お濠があるなんてお城のようですね(゜□゜)/
そして一番のこだわりが木目です
利常は非常に木目にこだわり
完成間近でも木目が気に入らず
建て替えたこともしばしば…(+_+)
それだけ木目へのこだわりが強かったと考えられます
けやき造りの総門には
前田家の家紋の『梅鉢』があります
木目が花びらに沿うように造られ美しい~✿
続いて山門
軒は5mもあるんだとか(゜□゜)
山門から覗く風景は切り取られた絵のようです
空しか見えないところも見どころのひとつ★
足元に目をやると…
一見普通の石畳ですが…
戸室石(とむろいし)といいます
青戸室と赤戸室があります
青戸室は貴重な石で
加賀藩だけが使えるもの(゜0゜)
因みに金沢城にも使われています(^^)
仏殿の中もこれまた立派な造り!!
通常4本の柱で支えるところを
2本の柱でこの巨大な建物を
支えています(゜□゜)!!
釘を一つも使わず
組み合わせだけで建物を支えています
昔の職人の技術に感嘆します
因みに湿地であった為基礎が2.5mもあり
水はけがされやすい造りになっています!
角が一番高く水が両脇に流れる造り |
色々な工夫が施されています…
変わって法堂はヒノキ造り
中央に2mもある利長の位牌が…(゜□゜;)でかっっ!!
中には瑞龍寺のミニチュア模型がありました
回廊を抜け戻ります
総長300m
その中でも一番美しい
と言われる南の回廊
外の芝模様が規則正しく整備され
青々として見応え抜群です★
その他の見どころ
石廟碑
県の指定文化財に指定されています
右から前田利長・利家・織田信長・正覚院・織田信忠
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親の利家より
兄の利長の石廟の方が
燈籠もあり立派です
今回瑞龍寺の魅力や歴史を詳しくお話ししてくれた
『保与の会 塩谷さん』
ただ参拝するだけでは気付かない点や
興味深いお話をしていただきました(*^U^*)
富山の国宝をぜひ見に来てください★
詳しくはこちら→瑞龍寺
山Girl ☀くるみ☀