2017年4月18日火曜日

立山・室堂の積雪調査を取材しました☆彡

富山大学・雪氷学の島田先生と
生徒さんたちが、ひと冬にどのくらい雪が
降ったのか調査しておられました!



室堂駅から室堂山荘の間で、
1日目は40人、2日目は50人の
人力で地面まで穴を掘ったそうです!
すごいですね!!

去年の11月から今年4月まで
5ヶ月分のここでの積雪は、
5m88cm
こんなに雪が降って積もるのは、
世界でも珍しいそう!

上から下まで、
このくらいサンプルの
雪を取って大学へ持ち帰り、
中にどんな物質が入っているか調べます。


どんな物質が入っているかと言うと。。。

●海水の中の物質
(ロシア側から風が吹いて、
日本海の上で水蒸気を集め、
山で雪が降るからです。)

 ●黄砂とその中にある汚染物質。                        

地球規模の環境変貌がハッキリわかります!!


よーく見ると、
横の線がたくさん入っています。
年輪ならぬ、雪輪です。
黄砂が吹いてきたときは、線が黄色いんです。


こんなに多くの雪が6月までに
ゆっくりと全部溶けて、

山ー滝ー川ー海へ。。

そして、風や雲が海の水蒸気を山まで運んで、
雨や雪になります。

島田先生は、
この雪が溶けて水になる富山は、
本当に水に恵まれている場所なんだと
言っておられました。

水のありがたさ、大切さ、
水が循環しているのが改めてわかり、
環境保護を深く考えさせられた日でありました。

ありがとうございました。

😊💗くみ💗😊