2019年5月27日月曜日

【弥陀ヶ原は今!①】カルデラ展望台からの眺めと雪融け状況

晴天続きで毎日雪どけが進んでいます。

そのせいか、室堂観光案内所で最近よく受ける質問。
「弥陀ヶ原って今もう歩けるの?」

弥陀ヶ原ホテル横の雪の上から見える大日岳
※写真撮影は全て2019年5月26日

現在、弥陀ヶ原の木道はまだ雪の下です。高原バスの道路から弥陀ヶ原の高原地帯を見下ろすとこんな感じです。雪がすべて融け、木道が出てくれば湿地帯の散策ができるようになります。

左の高原バス道路の向こうに弥陀ヶ原ホテル、
正面に見えている山は鍬崎山です。


弥陀ヶ原エリアのもう一つの見所であるカルデラ展望台。昨日、仕事終わりに久しぶりに見てきた様子をお知らせいたします。

※カルデラ展望台:4月21日のBlogでなつんこが詳しくレポートしてくれています! 随分と雪の様子が変化しているので是非その頃の様子と見比べてみてください😃
👉こちら

弥陀ヶ原バス停の奥、国民宿舎 展望立山荘前の入り口へ。

展望台入り口は少し石畳が見えています。

雪が階段状に整備されていて
急だった坂道も登りやすくなっていました。

展望台までのルートにはポールが立っています。


展望台までは、まだまだ雪道でした😅。連日の暖かさで、雪は柔らかく緩んでいますが、傾斜がある場所もあるのでスノーブーツ・長靴やストックなどを用意していかれると歩きやすいと思います。


展望台間近の階段部分が一部出ていました。



さらに高い展望台階段にも
雪はありませんでした。

山並みもきれいに見えています。
左から天狗山、国見岳、浄土山、竜王岳、鬼岳、獅子岳
赤茶色の部分はザラ峠です。

カルデラを覗き込んでみると
こちらもずいぶん雪がなくなりました。




この絶景👀💖を動画でシェアいたします!



雪の中で今年も「霧藻」を発見!
霧のかかる森林の樹に着生する植物だそうです。

現在はまだ、歩けるエリアは非常に限定的ながら、ホテル横に残った雪の高台から高原地帯の向こうに富山平野を、ホテルの背後に圧巻の大日三山を眺めることができます。

弥陀ヶ原駅舎横から雪の上にあがり景色を楽しめます。
少し雪の下に木道が出てきまています。

雪が融けると歩ける場所は木道のみとなります。
つまり、この雪の上からの眺めをこの角度で
見られるのは、この時期だけ!

お時間に余裕がなければ、高原バスの車窓からも雪原の景色は存分にお楽しみいただけます!  室堂とは違った景色の中を実際に歩いてみたい方は、途中下車をされてもよいのでは?と思います。


最後におまけで昨日の夕日も・・・ 

まんまるな夕日が雪原の向こうに沈んでいきます。


雲の向こうにだんだんと消えて行きました。


Seedless ✨(シードレス)