最高のお天気継続中の室堂から元気にこんにちは!
今日の主役はこちら!
🚎立山トンネルと🚎
🚎立山トンネルトロリーバス🚎
見た目はバスですが、こう見えて電車の仲間です! |
昨シーズンで「関電トンネルトロリーバス」が惜しまれつつ引退し、今年からはフレッシュな電気バスが活躍することとなりました。その結果、この「立山トンネルトロリーバス」が日本で唯一のトロリーバスとなったのです。つまり国内でトロリーバスに乗れるのはここだけなんです!!
正面から見たところ |
立山トンネルトロリーバスの秘密は、今年出来たばかりのこのパンフレットに満載です!
室堂観光案内所の配架ラックにて 現在絶賛配架中!! |
実は昨年のBLOGでしおみんも立山トンネルトロリーバスをしっかり紹介してくれていましたので、ご興味ある方は👉こちらの記事も読んでみてくださいね。
立山トンネルトロリーバスが日本でただ一つのトロリーバスとなったことで、ここ室堂ターミナルに3つの「1」が揃いました!
①1番高いところにある鉄道駅 → 室堂駅
②1番高いところにある山岳トンネル → 立山トンネル
③1つだけのトロリーバス → 立山トンネルトロリーバス
今日は、この「立山トンネルトロリーバス」の走る立山トンネルのお話を「立山トンネルトロリーバスはヒミツがいっぱい」パンフレットより抜粋してご紹介いたします!
■立山トンネル
立山主峰、雄山(3003m)直下を貫通する山岳トンネル。幅4mの一車線の専用道。
☝昭和40年11月:工事開始
☝昭和44年12月:貫通
この貫通までには多くの困難に直面します。
- 集中豪雨による運送ルート崩壊
- 50mの破砕帯(※高圧の湧水とともに粘土質の砂が噴出し、工事が難航!)
- 地塊の崩壊
- 毎分63トンの湧き水噴出(※ちなみに63トンとは一般家庭の浴槽:約200リットルを31杯満たす程の水量です!)
最後の難関となった破砕帯突破にあたり、参考とされたのが、国鉄山陽新幹線六甲トンネル芦屋鉱区の断層破砕帯突破法だったとのこと・・・。以外なところで地元(神戸)を走るトンネル建設と関連があったことに個人的に思いを深くしました。
そしてようやく!!
☝昭和46年6年:立山黒部アルペンルート全面開通
数々の困難に負けずトンネル貫通!! 両手をあげて貫通を祝う人たちに胸があつくなります! |
開通当時はディーゼルバスが活躍していた立山トンネルでしたが、観光客増加に伴って、8台のディーゼルバスの運行数も増え、排気ガスによる環境への影響が懸念され、平成8年4月23日より現在のトロリーバスが導入されたのでした。
今シーズンも「立山トンネルトロリーバス」を
よろしくお願いします😊💛
後日、マニア必見!立山トンネルトロリーバスの車両検査の模様を潜入レポートする予定です!お楽しみに!!
Seedless✨(シードレス)