毎日お天気の室堂です!
植物や動物達のためにも
そろそろ雨がほしいような・・・
今日は朝から雲が多く、 10時過ぎにようやく稜線が見てきました |
室堂平では、フィールド上に残っていた雪もほぼ全て融けました。しかし、まだまだ高山植物のお花たちは頑張って咲いてくれています。
大きな黄色いウサギギクは室堂平から みくりが池に下りる石畳沿いにたくさん咲いています |
ミヤマアキノキリンソウもたくさん咲いています |
お天気もよく、山歩きを楽しみたいお客様も多く、天狗平へ降りていく「水平道」についてよくお問い合わせを受けます。
水平道の入り口は、室堂ターミナルを「みくりが池」方面へ歩き始めて、室堂ターミナル・ホテル立山の建物を過ぎたらすぐ左手に出てきます。所要時間は、40分~1時間程度。
水平道の出口には天狗平山荘がありますので、昼食時であれば評判の「点の記ラーメン」を楽しめますよ!
「天狗平山荘」さんについては👉こちら
正面に大日連山が見える入り口付近 |
大谷・天狗平方面のサインが目印です |
「みくりが池」へ室堂平の園地から最初の石畳の階段を下ると、左手にまだ残雪があります。少しずつ雪融けが進んでいるので、ここにはまだ咲いたばかりのハクサンイチゲが!雪融け直後には、園地にも第一陣がたくさん咲いていたのですが、この辺りでは久しぶりに見る感じです。
雪が融けて間もない場所に・・・ |
ハクサンイチゲがたくさん咲きました |
「みくりが池」を右手に見ながら先へ進むと、最初に見えてくる山小屋は「みくりが池温泉」です。日帰り入浴、カフェでアイスクリームや軽食、レストランでランチが楽しめます。ベンチのある展望台エリアからの眺めはこんな感じです。
「みくりが池温泉」さんについては👉こちら
みくりが池温泉カフェスタンド前の展望エリア |
地獄谷を見下ろすことができます |
遊歩道よりのテーブルからは立山と浄土山が見えます |
案内所へ立ち寄られるお客様より、最近よく聞かれるのが「エンマ台」と「雷鳥沢方面の遊歩道」についてです。
エンマ台へは、「みくりが池温泉」からののぼり石畳を上がってすぐの分岐を左へ進みます。
地獄谷の火山ガスを監視する、情報ステーションがあります 付近は風向きにより硫黄臭がとても強いこともあります |
火山ガスが危険な状態である時は、ランプの色で 危険度と対応を知らせていますので確認ください |
この先がエンマ台です! ベンチもありますが、ガスの噴出状況、風向きによっては硫黄臭が強く、長居できないこともあります。
雲があがっていなければ剱岳の一部も見えます |
左側にはガスを放出する地獄谷と大日連山が見えます |
右手には立山が見え、氷河が削って出来た 山崎圏谷を眺めることができます |
雷鳥沢へはこの先へ歩いていくことになります。石畳が続きますが、階段状のアップダウンがありますので、歩きながら様子をみて、先へ行くのや、帰りの上り返しが厳しそうであれば、途中で引き返されてもよいかと思います。
歩き始めはスロープ状のゆるやかな下り坂 |
この辺りから右手に血の池を見ていただくことができます |
血の池エリアを越えると、最初の下り階段があり、その先は万里の長城のような道が始まります。右手に立山縦走ルートの山々(雄山~大汝山~富士の折立~真砂岳~別山)を眺め、左手には地獄谷方面の眺めを楽しみながら歩いて行けます。
正面に見えてくる立山縦走ルートの山々 |
いつもこの辺りを万里の長城の道のようだと思っています |
左手に小さくみえているのが「雷鳥荘」です |
温泉からの眺望が最高な「雷鳥荘」(もちろん日帰り温泉ありです)へ続く最後の石畳階段。ここを越えるとなだらかなスロープののぼりになります。
雷鳥沢や剱沢キャンプ場からの大きなザックの 方々と挨拶を交わしながら歩いていきます |
「雷鳥荘」さんについては👉こちら
窓から大日連山、地獄谷の眺望が楽しめる温泉があります! |
今日は金曜日!明日からの週末に向けて朝からたくさんの登山者の方がいらしていました。現在の雷鳥沢キャンプ場の様子はどうでしょうか・・・
眼下に見下ろす雷鳥沢キャンプ場の様子・・・ |
流石の夏休みです!! すでにキャンプ場はこんな感じ! これから午後にかけて、そして明日はもっともっと増えると思われますね。
写真撮影は8/3 11:00頃! 今週末も大盛況の予感・・・ |
シーズン中は、私も出来る限りの時間を山側で過ごしたく、雷鳥沢滞在時間更新中です。キャンプをしながら室堂案内所に出勤する生活がスタートです✨
最後に万里の長城エリアからの眺望を動画でシェアします💛
いよいよ8月!山の日ウィーク!お盆休み!
みなさんよい夏をお過ごしくださいませ!
Seedless (シードレス)