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・・・続き
《8月22日》
3:30am 起床
起きてすぐに、気象情報を確認すると・・・
”台風9号が勢力を強めながら暴風域を伴って北上し、
22日の午前中にも関東、東海に再接近する。
長野地方気象台によると、県内全域で激しい雨が降り、
予想される最大瞬間風速は25メートル、
土砂災害や低地の浸水、河川の増水に警戒するよう求めている。”
・・・という内容。
しかし、ここはまだ穏やかだった。
さて、どうするか。。。(-__-)
ひとまず、朝食をとりながら考えることに。
ここから爺ヶ岳までは往復2時間。
登って下りてきても午前中のうちには
余裕で扇沢駅には下りれる。
行っちゃおうかなぁ~(笑)❤
余裕で扇沢駅には下りれる。
行っちゃおうかなぁ~(笑)❤
と思ったけれど・・・
あれッ!?
あれッ!?
朝食を食べて、テントから外に出たところ
なんだか不気味な雰囲気で、流れの速い雲。
これは・・・来るなぁ。。。
ここはもう、危険を冒さずに
きっぱり諦めて
下山することにしました。
種池山荘の前にある鐘を撞いて
いざ、出発ッ!!
扇沢駅を目指して。。
泣き泣きの下山です・・・。
今度は、柏原新道から登って
爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳~五竜岳~唐松岳と
縦走したいなぁ・・・。。。❤
『また来るね、種池山荘!』
5:00am 種池山荘を出発。 |
『待っててね、爺ヶ岳。。。❤』
切ない気持ちで歩き出したわたしを
慰めてくれるかのように。。。
正面に見える蓮華岳からは
キレイな虹が出てきました。
なんて美しい景色なのでしょうか。
名残惜しさに、ついつい20分程
見つめてしまっていました。(笑)
さぁ、そろそろお別れしましょうか。
種池山荘を出発して「鉄砲坂」を過ぎると・・・
”ガレ場通過注意事項”が書かれた看板がありました。
そして、鎖場がありましたが
この、わずかな距離でした。
鎖場を過ぎると、今度は
「ガラ場」の看板がありました。
そして、この”柏原新道”には全部で
14個の場所を示す看板がありました。
②「ガラ場」 |
↓
③「黄金岬」 |
↓
④「アザミ沢」 |
↓
⑤「石ベンチ」 |
↓
⑥「包優岬」 |
「包優岬」(ホウユウミサキ)では
ナナカマドの葉が早くも赤く色づきはじめていました。
↓
⑦「水平岬」 |
↓
⑧「水平道」 |
↓
⑨「石畳」 |
「石畳」周辺からは
前日に歩いてきた山の稜線が見え、
”あんなに歩いたんだなぁ~”と
自己満足感が得られましたッ(笑)
↓
⑩「一枚岩」 |
↓
⑪「駅見岬」 |
「駅見岬」では、本当に扇沢駅が見えたので
ちょっと感動しましたね~(笑)
↓
”この先ケルンまでは崖。転落注意!足元注意!” |
↓
⑫「ケルン」 |
↓
「ケルン」を過ぎると
下にはもう、扇沢駅がハッキリと見えていて
結構下ってきたものだなぁ~と感じました。
⑬「八ツ見ベンチ」 |
↓
⑭「モミジ坂」 |
↓
★GOAL★ |
7:55am 柏原新道登山口に着きました。
ココまではマイカーで来ることもできるようですが・・・
柏原新道登山口の駐車場には車10台ほどが
止めれるスペースしかなかったので、混雑時には
扇沢駅の駐車場を利用すると良さそうですね。
さて、ここからは扇沢駅に向かって
歩道を15分、歩いて行きます。
人生、2度目の
扇沢駅に到着ですッ!!(笑)
関電トロリーバスの出発時間まで
少し時間があったので、扇沢駅の前にあった水場で
登山靴の底とストックの底に付いていた汚れを
キレイに洗い流しました。
この水は、関電トロリーバスが通っている
トンネルの中に湧き出る破砕帯の水のようで
冷たくて、とても美味しい水でした。
扇沢駅発 9:00am の
関電トロリーバスに乗って。。。
黒部ダムまで帰ってきましたぁ--------❤
朝が早かったので、もうお腹が空いていて・・・
まだレストランも空いていた10:00amに
昼食をとりました★
もちろん、ダムカレーですッ!!
そして、ダムカレーのあとはやっぱり・・・(笑)
木苺ソ❤フ❤ト
黒部ダムには青空が広がっていて
台風が迫って来ているなんて、とても思えないほど
気持ちの良い天気でした。
だから・・・
黒部湖遊覧船「ガルベ」に
乗ってきましたよぉ~♪♪
黒部湖の中を30分かけてゆっくりと走る
黒部湖遊覧船「ガルベ」からは
三日間かけて歩いてきた後立山連邦を
今度は真下から眺めることができたので
ひとつ一つの道のりを振り返りながら
ここからの眺めを楽しむことができたので
本当に楽しい時間でした。
また、室堂までの帰りは
たっぷりと時間があったので・・・
黒部平駅でりんごソフトを食べたり♪
(この日2つ目のソフト)
大観峰駅の屋上テラスから
後立山連邦をゆっくりと眺めたり♪
久しぶりに立山黒部アルペンルートを
ゆっくりと観光してきました。
ずっと行きたかった・・・
針ノ木岳・スバリ岳・赤沢岳と
大好きになってしまった、蓮華岳
思い出の濃い、鳴沢岳
山頂看板のない、新越岳
通過点だった、岩小屋沢岳
そして・・・
行きたい気持ちが強くなった、爺ヶ岳
ひとつ一つの山に
また思い出ができました。
8月22日 撮影
立山ガール わかな