2016年7月29日金曜日

野鳥シリーズ★


「立山に来たらライチョウに会いたいッ」と

訪れる多くのお客様が

思っている事でしょう・・・


しかし、ここ立山には

ライチョウ以外にも貴重可愛らしい野鳥たちが

いるんですよ

立山のアイドル・ライチョウの陰に隠れて

なかなかスポットライトが当たらない(笑)

彼らを今日はご紹介しまーす


まずはこの方

首の辺りの鮮やかなオレンジ色の毛(オス)が特徴

アトリ科 ウソ(オス)

耳を澄ますとフィーフィーという鳴き声が聞こえてきます。

口笛の古語「うそぶく」が語源となり

ウソ

と名が付いたそうです

高山ではオスとメスの二羽で行動するそうで

わたしが弥陀ヶ原で目撃したときにも

草陰にはメスの気配を感じました


どんな野生動物も

やっぱり派手なのはオスなんですねッ



続きましてこの方

室堂平を歩いていると目につきやすい鳥です

イワヒバリ科 カヤクグリ

写真上のように

ハイマツの枝先で囀ったり

エサを探し回っている姿がよく見られます


なんと

このカヤクグリ!

南千島のごく一部を除いて

世界で日本高山帯だけ繁殖しており

日本固有種の鳥なんです

そーんな貴重な鳥を

室堂平ではよく見かけることが出来るんですよ


次はこの方

よくライチョウのヒナと見間違える方がいるのですが・・・

イワヒバリですよー


イワヒバリ科 イワヒバリ

岩のような羽色を持つ鳥で

海抜2400メートル以上の標高の高い土地の

岩場で繁殖を行います

立山では

天狗平付近から立山山頂まで生息しています



人をあまり恐れず

わたしたちの足元でエサを探しまわっています



立山にはライチョウ以外にも

野鳥がたくさん生息しているんです

また今度

珍しいを見つけたらご紹介しますねッ




立山ガール ⛄とも⛄