2016年6月23日木曜日

白花岩鏡(シロバナイワカガミ)を発見☆

弥陀ヶ原木道を歩いていたら

大きさイワカガミにそっくりな

真っ白の花を見つけました!





これも、イワカガミかなと思ったけれど・・・

白色のイワカガミって見たことはないし

聞いたこともないし・・・

なんだろう。これはと調べてみると


わたしが知らなかっただけで

やっぱり、イワカガミでした!!(笑)




正式には

白花岩鏡(シロバナイワカガミ)』と言うそうですが

基本種の花の色が



淡い紅色なのに対し、シロバナイワカガミ

花の色が白いというのが特徴で


分類:イワウメ科 イワカガミ属

開花時期:4~7月


分布:北海道から九州

生育地:亜高山帯、高山の岩場や草地

植物のタイプ:多年草

大きさ・高さ:10~20cm


生態や生育環境はイワカガミと同じでした。



そして、弥陀ヶ原ホテルのスタッフや

自然解説員の方々に聞いてみても

去年はなかった!

皆さん、口を揃えて言われました。


恐らく、去年も同じ場所に

イワカガミは咲いていたのでしょうが

その姿は基本種の淡い紅色だったのだと思います。


それがなぜ、白くなるのか・・・

詳しいことはわからないのですが

変異型の一つであることは確かで

たまに、色が落ちて白色になったイワカガミが
咲くことはあるそうです。



実際に、北アルプスの遠見尾根や、谷川連峰のシシゴヤノ頭

秋田の駒ヶ岳~乳頭山の縦走路でも見られているようです。


そして、実は・・・
色が落ちて、白色になる山野草
そんなに珍しくないそうです。


反対に、白色の花に色が付くのは珍しいそうで
熊本県の絶滅危惧種にも指定されている
ベニバナヤマシャクヤク”は
その一つだと言われています。


ただ、少なくとも今までに

弥陀ヶ原周辺シロバナイワカガミ

見られたことはないようで

思わぬ、大発見になりました!!


わたしが見たこの、シロバナイワカガミ

弥陀ヶ原ホテルの後ろ側、

木道入口からすぐの場所に咲いていました。



立山では珍しい、シロバナイワカガミ

ぜひ、見つけてみてくださいね


また、他にも咲いている場所があったよぉ!という

皆さまからの情報もお待ちしております



6月21日 撮影📷

立山ガール 🌷わかな🌷