4月16日に
立山黒部アルペンルートが全線開通となり
この二ヶ月間、国内外から
もの凄くたくさんの観光客の方々に訪れていただき
会場である室堂は期間中、いつも賑わっていました。
今年は暖冬の影響があり、
例年に比べると雪の壁の高さも少し低めとなり
イベント開始初日の4月16日で
最高地点の高さが13mでした。
この二ヵ月間、わたしたちを楽しませてくれた
それでも、4階建てのビルの高さほどになるので
迫力は十分に感じられました。
この二ヵ月間、わたしたちを楽しませてくれた
『立山・雪の大谷ウォーク』ですが
本日、6月22日
とうとう、イベントの最終日を迎えました。
正直なところ、大谷の雪の壁は
イベント最終日まで持つのかなぁ。。。?と
第23回の開催となった今年は
『立山・雪の大谷ウォーク』イベントが始まって以来
初めて、関係者の中では少し心配されていました。
しかし、わたしたちの祈りがちゃんと届いたようで
最終日となった今日現在、
大谷の雪の壁は最高地点で6mとなっていて
なんとか、なんとか最後まで残っていてくれました。
イベント開始当初のように
圧倒されるような壁の高さはないかもしれませんが
6mというと・・・この大谷を通っている
高原バス(美女平~室堂間の交通手段)の高さの
2倍はあることになりますから
そう考えるとやっぱりまだまだ
楽しんで見れるのではないでしょうか。
大谷を歩いて通れるイベントは
本日で終了となりますが
高原バスの車窓からはまだまだ雪の壁を
室堂平にはまだ雪も残っていますので
夏場に近い状態の遊歩道を歩きながら
雪と触れ合うことができたりするのは
この雪融けの時季ならではの楽しみ方の一つですね。
そして、雪が融けてきたところから
どんどんと高山植物の姿も見えてきました!
また、4月にわたしたちが室堂平を歩いたときには
どこに隠れているのか、わからなかったぐらい
今では湖面に雪筏(ゆきいかだ)が浮かぶほど
雪は融けてきました。
6月21日 |
湖面の雪が融けて、雪が風に吹かれて動く姿が 筏(いかだ)のように見えることから ここ、立山では”雪筏”(ゆきいかだ)と呼ばれています。 |
地獄谷も4月にはまだ全体が
雪に覆われていましたが
今はもう緑色をしたハイマツに囲まれています。
6月21日 |
また、室堂ターミナルの屋上展望台と
隣接する”立山自然保護センター”とを結ぶ区間にあった
足元にはもう雪はなく、木道や岩も出ていて
夏場に近い状態へと姿を変えているので
楽に通りぬけることができます。
夏場に近い状態へと姿を変えているので
また、先月までは
雷鳥(”・▼・”)たちは。。。というと
4月に見ていたときには
4月に見ていたときには
こんな風に真っ白の羽毛に覆われていたのですが・・・
一週間ほど前にわたしたちが見かけたときには
メス(*・▼・*)も、こんな風に保護色に変わっていました。
そして、最近はその姿を全然見かけなくなったので
もしかするともう、産卵の準備に入っているのかもしれませんね。
どんどん夏に近づいてきている室堂平に
みなさん是非、遊びにきて下さいね❤
立山ガール わかな