2019年6月20日木曜日

【富山の山シリーズ①】人形山⛰悲しい昔話の残る修験の山

少し前になりますが、6月13日のお休みに
五箇山に近い「人形山」へ登ってきました。

途中の宮屋敷跡から見えた立山連峰。
正面に剱岳、立山まではっきりと見えました!
※写真はすべて2019年6月13日撮影

初めて富山へ来た年に訪れた五箇山で、 この人形山にまつわる昔話を聞き、一度登ってみたいと長い間思っていました。その昔話とは👉こんなお話です。

 早朝日の出の頃に出発し、南砺市五箇山まで2時間ほど車で走ります。

朝5時前立山町からの景色です。

五箇山へ向かうにつれ山深くなっていきます。
風のない朝、湖面は鏡のように景色を映していました。

登山口まではゴツゴツ石のころがる
林道を車で登っていきます。

人形山は富山県と岐阜県の県境をまたぐ山で標高は1726mあります。6月5日盛大な山開きが行われたようで、登山道もきれいに整備がなされていました。

この日のコースタイム👣
登山口6:50 〜 宮屋敷跡8:40 〜 頂上9:55 〜 登山口12:40
登山口に到着

昨日までの雨で
空気がとても澄んでいました。

最初は杉林の中を登っていきます。

そしてブナ林へと続き
道もより明るくなってきました。


登り始めて約2時間で宮屋敷跡に到着。遠く立山連峰までも見晴らせる景色も素晴らしいですが、頂上を目指し先に進みます。

人形山は修験場として登られていた山で、
ここには昔白山権現堂が建っていたそうです。

暑いくらいの日差しの中稜線上を歩きます。



 途中三ケ辻山への分岐を通りますが、寄り道なしで山頂へ。
 
三ケ辻山への分岐


谷間の緑が濃くなってきていて夏を感じます。


頂上手前に残った雪渓。
次の大雨でなくなってしまいそうです。

山頂に到着です。コーヒーとおやつでゆっくりと360°の景色を楽しみました。

山頂広場からは白山が美しく見えていました。

山頂広場からの眺めを動画でシェアします!





今の時期は丁度雪融け後の春の花から夏の花への移行期だったようで、多くの高山植物の花を見ることができました。その一部をご紹介します。
 
右上から時計回りに
カタクリ、ミツバオウレン、オオバキスミレ、タムシバ


右上から時計回りに
クモマニガナ、ムラサキヤシオツツジ、オオカメノキ、イワカガミ


雨の後の山行きは本当に空気が澄んでいて、光も美しく、気持ちの良い時間でした。今後も県下の山を違った季節に訪れてみたいです。


Seedless ✨(シードレス)