梅雨入りし、雨が降るたびに雪融けが進みます。
久しぶりに雷鳥沢キャンプ場の残雪チェックしてきました!
雷鳥荘前から見下ろしたキャンプ場 |
定期報告で、みくりが池周辺の雪融け状況をお伝えして間もないので、今日はエンマ台あたりから雷鳥荘前までの遊歩道の状況、雷鳥沢付近の残雪状況をお知らせいたします。
エンマ台から眺める大日連山も 雪が少なくなってきました。 |
雪は柔らかく緩んでいますが、早朝は凍っています。 滑らないよう気をつけてくださいね。 |
時々お問い合わせをいただく、血の池はまだ雪の下でした。
雪がなくなると酸化鉄による赤い湖底をもつ 血の池とよばれる池が出てきます。 |
ここから雷鳥荘までの石畳からの眺めを動画でどうぞ!
雷鳥荘前から雷鳥沢キャンプ場を見下ろしてみると・・・
ほんのちょびっと地面が見えている場所があるものの キャンプサイトはほぼ雪に覆われたままです。 |
地面部分をズーム👀
右側に出てきているのは水場かな? |
雷鳥沢ヒュッテ方面からテント場へと降りていく石畳は雪の下です。スニーカーなどの軽装の方は登り返しが厳しいと思われるので、雷鳥荘前までで戻られた方がベターです。
この辺りはまだまだ雪が残っています。 |
キャンプ場の奥、雷鳥坂を見てみると・・・
雷鳥坂のあたりもまだ雪が残っていますね。 |
ズームしてみるとほんの一部 夏道が出ている場所もある様子。 |
沢のあたりはこんな感じ。 もちろんまだ橋はありません。 |
高山植物もいよいよ咲き始め、雪融けは本格的に進んでいます。明日からまた2日間ほど、かなり雨が降るようで、また一気に雪がなくなりそうです。
撮影を終え帰ろうとしたところで、何やら調査中の方々を発見! お話を伺うとお三方は千葉大学理学部の学生さんたちで、毎年氷雪藻の研究のため立山を訪れていらっしゃるそうです。立山の自然は様々な分野において研究対象となっているのですね。
雪のサンプルを丁寧に採取されていらっしゃる様子。 |
氷雪藻といえば、昨年この時期に一ノ越までの雪道で初めて赤い雪藻を見て、BLOGに紹介していました。👉こちら
最後に、みくりが池の周りにはいよいよ人気のハクサンイチゲが咲き始めました!
🌼ハクサンイチゲ🌼 花言葉:幸せを招く花✨ |
ハクサンイチゲは比較的長期間に渡ってこの辺りを彩ってくれる可憐なお花です。この後チングルマも咲き始めることでしょうし、室堂平がお花畑さながらになる日が今から楽しみです😊
Seedless✨(シードレス)