2019年5月30日木曜日

立山高原バス、どっちに座る!? 右VS左 今年の新車もお披露目

全部で6つの乗り物が活躍しているアルペンルート。
その中で一番長い時間お乗り頂くのが、
標高差約1500m、約23kmの道のりを約50分でつなぐ、
美女平⇔室堂間を走る『立山高原バス』です。

50分かけて標高1500mあがるということは、車窓から様々な景色を楽しめるはず。
ということで、どのような景色を見ることができるかお届けします。

まずはその前に今年の立山高原バスのニューフェイスをご紹介。
昨年からの読者の皆様は、去年と一緒!?と思われるかもしれません。
が、、ナンバープレートに注目👀
通称『ご当地ナンバー』が導入されました!!
富山湾越しの立山連峰とライチョウをモチーフに、
富山県の豊かな自然をシンプルに表現。
実は、このナンバープレートの数字には秘密が隠されています。
気になる方は昨年のSeedlessのブログ
👉乗り物シリーズ高原バス編をチェック☝
高原バスについて詳しく書かれています😉
車内にも潜入してみました。
黒と紫ベースのシックなシート。
通路はタイル仕立てになっていて、オシャレ✨

では、高原バスから見ることのできる景色を下から順にご紹介します。
まずは美女平の駅を出発するとタテヤマスギの巨木が点在するエリアへ突入。
こちらは高原バス道路沿いで一番幹の太い『仙洞杉』。
なんと、幹の周りは940cm。
年齢を重ねた気高さと威圧感に満ちた、神が宿るような巨木です。
今の時期はブナの新緑もお楽しみ頂け、すこし標高があがると、タムシバ、ムラサキヤシオツツジ、シャクナゲ等のお花が咲いているのも車窓から見ることができます。
そして、次のハイライトは滝見台からの称名滝👀

称名滝についてはSeedlessの称名滝遊歩道開通日のブログ
👉こちらをチェック
更に標高をあげると、七曲りとよばれる連続したヘアピンカーブの道へ。
運転手さんの運転技術は圧巻です😲
この写真だけでも同じようなカーブが3つ見えています。
奥には富山平野も。
「北アルプスの女王」と呼ばれる『薬師岳』。
七曲りを過ぎると、弥陀ヶ原へ到着します。
弥陀ヶ原の最近の様子は3日前のSeedlessレポートをご覧下さい。
👉弥陀ヶ原は今①

弥陀ヶ原を過ぎた後のイチオシは航空写真のような写真が撮れる場所📷
左には薬師岳、右には鍬崎山そして、弥陀ヶ原が一望できます。
天気が良ければ鍬崎山の後ろに白山もご覧いただけます。
天狗平に着く直前に見ることができるのが、『ソーメン滝』。
実は今の時期は道路脇にある雪が高く、見て頂くことができないのですが、
もう少し雪どけが進むと姿を現してくれます。(写真は昨年夏)
 最後のハイライトは天狗平周辺から見ることが出来る剱岳。
室堂平からは他の山に隠れてしまい、半分しか見えませんが、
天狗平からはこのとおり。

さて、良い景色を見るために大事なのが座る場所ですよね??
ブログを読んで下さっているあなたにだけ、こっそりお伝えします!!
まず、美女平から室堂へ向かうお客様は、進行方向を向いて左側一択です。
逆に室堂から美女平へおりるお客様
見たい景色によって選択して頂かねばなりません。
基本的には進行方向を向いて右側に座って頂くと良いのですが、
航空写真のような景色を見るところだけは
左側に座って頂いた方が写真が撮りやすいです。

帰り道では疲れて眠ってしまっている方もいらっしゃいますが、
ぜひ乗り物に乗っている時間も移り変わる景色を楽しんで下さい😉💕

しおみん