2018年11月12日月曜日

第三二番観音とその周辺の石造物

10日程前に降り積もった雪もだいぶとけてしまい、
バックカントリーをされる方はヤキモキしているのではないでしょうか??
早く滑れるようになって欲しいですね。

でも雪が積もっていないおかげで見ることができる物もあります👍
それは立山室堂山荘さん周辺にある石造物。

多くの人々の篤い信仰を集めてきた山岳宗教の霊山である立山。
「立山道」はかつて多くの参詣者でにぎわい、
路傍には今でもたくさんの石塔・石仏などの石造物を見ることができます。

「西国三十三番札所」の分霊像は、岩峅寺から室堂に至る
約42キロの参道沿いに奉納安置された観音像であり、
それぞれに番号がついています。
一番は岩峅寺にあり、最後の三三番が室堂。
立山室堂山荘さんの前では三二番をご覧頂けます
現在、すべて揃ってはいないですが、立山道の道標として親しまれ、
まさに立山信仰を示す貴重な遺物です。

興味のある方はぜひ立山道石造物マップをご覧下さい😉
第三二番観音 立像 千手観音
千手観音様の目線の先を見ようと後ろから。
富山平野の方面を見ながら参詣者の安全を祈っているのでしょうか。
近くには保存堂もあり、十六羅漢や十王、
地蔵菩薩などが納められているそうです。
分かり難いですが、、石造物。


石造に負けじと作られた!?雷鳥の雪像。
次に雪が降ったら私達も雪像を作りたいと思ってます😍

少しだけ代替歩道にも足を延ばしてみました😃
完全に雪がとけてしまった別山方面。
玉殿の岩屋付近は雪がとけにくいため歩くのは難しそうです。
しおみん