立山の山や自然がすごいのはもちろんのこと、
『立山の歴史』が、とっても深い!!!
調べると日本の歴史や仏教も絡んでいて、なお深い!!!
知れば知るほど、面白く、興味深い場所です。
立山の歴史を学びに、立山博物館・教算坊・山岳集古未来館へ行ってきました。
第1展示室は「立山信仰の舞台」。(詳しくはこちらをご覧ください。)
立山の自然について、様々な展示があります。
本物の木や葉を使って再現した「ブナの森」は見応えがあります!
他にも弥陀ヶ原の地層や、真川第四砂防ダム建設工事の際にみつかった
「跡津川断層」を、特殊な接着剤を使ってそのまま剥ぎ取った(!)断層の展示
などもご覧いただけます。
第2展示室では「立山信仰の世界」。(詳しくはこちらをご覧ください。)
立山曼荼羅や、立山信仰に関する資料をご覧いただけます。
また、12月10日(日)まで、秋の立山曼荼羅・特別公開展
「山案内絵図と立山曼荼羅」も開催中です。
山案内絵図をじーっくり見てみると、立山・室堂周辺の地名は昔から同じ地名で
呼ばれていたのが伺えます。
1階の企画展示室では「布橋灌頂会の記念展」が行われています。(10月9日まで。)
10月21日(土)~11月26日(日)まで
『宮様、山へ -大正期登山ブームのなかの皇族登山-』の展示が
行われます。
立山を訪れた宮様の様子、昔の人がどのような装備で、どのように山を登っていた
のか…。興味深い内容ですね。(特別企画展のお知らせもご覧ください。)
立山博物館で立山の自然や歴史を学んだ後は、
おとなりの「教算坊」へお立ち寄りください。庭園がとても美しいです。
池は「心」という字をかたどって作られているそう。 |
苔の緑がきれいです。 |
立山博物館、教算坊、山岳集古未来館がある、立山町芦峅寺には、その昔三十三の
宿坊があり、「教算坊」は江戸時代後期に建てられたといわれています。
昭和7年に富山地方鉄道・立山黒部貫光の創業者、佐伯宗義が所有し、同氏の
没後、昭和57年度、県に寄贈され、昭和60年に以前の状態に復元されました。
立山黒部アルペンルートにも縁のある場所なのですね!
教算坊は木造平屋建て。
中央列が宗教建築で仏間があり、右側が生活空間、左側が接客空間の座敷が
並ぶ、典型的な宿坊建築の配置になっています。
没後、昭和57年度、県に寄贈され、昭和60年に以前の状態に復元されました。
立山黒部アルペンルートにも縁のある場所なのですね!
教算坊は木造平屋建て。
中央列が宗教建築で仏間があり、右側が生活空間、左側が接客空間の座敷が
並ぶ、典型的な宿坊建築の配置になっています。
写真中央の戸が、宿坊に泊まられるお客様の 入り口だったそうです。 |
教算坊を通り抜けると「山岳集古未来館」があります。
こちらもぜひお立ち寄りください。(詳しくはこちら。)
加賀藩から寄進されたという、豪華な装飾の御神輿や、昔の山の道具が
展示されています。
驚きました。
『立山を訪れていただくだけではなく、もっと立山の事を知ってもらいたい。
伝えていきたい。』
という思いを感じました。
私もまだまだ学ぶことが多いですが、少しずつこのブログでお伝えしていければと
思います。
れいり