一気に晴れだしました!
麓の立山町では朝、雨が降っていたようです。
お休みを2日いただいて、街へ下り、室堂に帰ってくると…
あちらこちらに黄葉の絨毯!!!
前回お散歩したときより、さらに黄色くなっています!!!
イワイチョウは、そろそろ見頃かもしれませんね♪
奈良時代に編纂されたと言われる万葉集には「紅葉」ではなく「黄葉」、
葉が黄色く色づくさまを詠んだものが80首以上あるとのこと。
奈良時代以前の日本は中国文化の影響が色濃く、
中国の陰陽五行説では黄色が特別な色とされています。
木々が黄色く色付くことに、何か特別な意味や思いを感じて、
歌を詠んでいたのでしょうか…。(否定的な説もあります。)
黄色に色が変わる葉に含まれる色素には、クロロフィル(葉緑素)と
黄色のカロチノイド(カロチン類とキサントフィル類)があり、
量はクロロフィルがカロチノイドより多いので、葉は緑に見えます。
秋、気温が低くなってくると葉のはたらきが弱まり、
クロロフィルが分解され、カロチノイドの色が目立って黄色になります。
「黄葉」のしくみも面白いです。
ネバリノギランは薄いオレンジ色 |
コイワカガミ |