行ってまいりましたぁ~(^∀^*)ノ♪
合掌造りの宿『庄七』さん |
富山県の南部に位置する
コチラの地域には
合掌造り家屋の集落があり
1995年12月に
ユネスコの世界文化遺産として
登録されましたッ(゜∀゜)b★!
菅沼集落 |
相倉集落 |
”五箇山”には
「菅沼集落」と「相倉集落」があり、
どちらも国指定史跡として
文化財保護地域となっております。。。
今回は、相倉合掌造り集落にて
ガイドをされています
池端さんから
この地で生活していく上での
貴重なお話を
聞くことが出来ましたッ(^δ^)♪!
合掌造り家屋は
釘や鎹(かすがい)などを一切使わず
丸太を荒縄やネソと呼ばれる
マンサクの枝を結わえて
縛り上げた
建築構造となっております(゜∀≦)b★
雪の重みに耐えられる工夫として
冬の間…この豪雪の地で育った
【根曲がりの木】が
使われていましたッ!
立山杉でも多く見られた
【根曲がりの木】は、
成長過程において
雪の重みで谷の方に
押し曲げられて、
春になると反発して
元へ戻ろうとし…
それを繰り返しながら
厳しい風雪にも
耐え抜いて成長した木材です。
合掌造り屋根は
60度と急な三角形に近く
この地方の雪は
湿気を多く含み重いため
少しでも☃雪が
滑り落ちやすいように
工夫された構造になっています。
屋根の葺き替えは
15~20年ごととなっているそうで
今では
森林組合の方々が中心となって
行われるそうです。
元は八尾方面にもあったという
この合掌造りは
後にこの地区にも
受け継がれて
古い家屋では
400年も前に建てられたと
言われています(w*゜Д゜)w!!
相倉民俗館 |
暮らしに欠かせない生活用品 |
合掌造りの模型 |
そして、
人々の生活に欠かせなかった
家庭産業として
”塩硝”や”養蚕”があります。
江戸時代には加賀藩の
「秘密の場所」であったとされており
家屋の1階部分では
黒色火薬の原料である
塩硝造りが行われ
2階部分を利用して
養蚕業が営まれました。
合掌造りの葺き替えが終わると
古いカヤは桑畑の肥料になり
桑はカイコのえさになります。
また、カイコがはいた糸は
美しい絹糸となり
織物に仕立てられます。
そして、
カイコの糞は
塩硝造りの材料として
使用されました。
また、
加賀藩に納める上納品として
様々な装飾品や
良質の和紙の産地としても有名で
巨木をくり抜いた紙漉き道具 |
”五箇山和紙”は
八尾和紙、蛭谷和紙とともに
『越中和紙』として
国の伝統的工芸品に
指定されています!
五箇山のお土産処『庄八』さん |
五箇山和紙で出来た様々なお土産品 |
この自然サイクルを利用した
合理的なシステムに
この雪深い山間の環境ならではの
人々が生きる知恵や生活。。。
長年にわたって
受け継がれてきた歴史を
感じることができました!
★…詳しはこちら↓↓↓↓↓
※。。。『五箇山・合掌造り』
※。。。『五箇山のお土産処 庄八』
山Girl ✿ Hana ✿